
当団体について
組織概要
団体名 一般社団法人
日本インタビュー記録アーカイブ
英語名:
JAPAN INTERVIEW ARCHIVE
設立日 2026年3月24日
所在地 東京都武蔵野市吉祥寺南町3−5−1
アカデミア吉祥寺プラス内
設立時役員 蘭 信三 理事
穴田 久美子 理事
綱島 延明 理事
近江 真子 代表理事
事業年度 1月1日〜12月31日
定款
私たちがめざすもの・願うもの

蘭 信三 理事
人びとの語りは生きる「思想」を伝える
インタビューを主たる研究手法とする歴史社会学者です。かつて「満洲国」から引揚げてきた人と、戦後も中国に「残留」していた「残留婦人」に「出会った」ことで、私の研究者人生は一変しました。「大日本帝国」の膨張に伴って「外地」に移住した人たちの敗戦前後の人生には「あの戦争」が刻印されていました。そしてその戦前戦後の人生の語りから「被害と加害」を超えた「生きられた人生」を感受しました。
語り手の苦しみ、悲しみ、喜びという単純ではない陰影に富んだ人生を受けとめるのがインタビューです。そこでは語り手の戦争体験、戦後体験が語られますが、その基底にはそれぞれの人生の「思想」が語られています。深い語りは体験のリアリティだけでなく、生きる「思想」を私たちに伝えています。私たちが受け止めるのは体験のリアリティだけでなく、その根底にある生きる「思想」にある、と私は考えます。皆さんがこのサイトで多くの人生と「思想」とに出会えることを願っております。
歴史社会学者、上智大学名誉教授、日本オーラル・ヒストリー学会元会長、(社福)さぽうと21理事長。
単著に『「満州移民」の歴史社会学』(1994)。編著に『中国残留日本人という経験』(2009)。
共編著に『引揚・追放・残留』(2019年)、『中国残留日本人「三世・四世」という経験』(2026年)など。
長野県飯田市で市民とともに、満蒙開拓の体験者の記憶を聞き取り報告書にまとめる活動も行なってきた。

活動への思い
番組制作の仕事を続ける中で、多くの皆さんにインタビューをする機会を頂けた。
皆さんの貴重な時間を頂いて、一時間以上も様々な質問に忍耐強く答えていただいた。しかし、放送された時、その方の声は一分前後で終わることが多い。それは残念というより悲しいことだった。
そんな思いが募る中、Japan Interview Archive で思いを同じくする仲間を得た。
私は40年間、フィリピンで取材の仕事を続けてきたので、その人脈や経験を生かして、まずはフィリピンの戦争体験者の深い思いをインタビューしていきたい。
穴田 久美子 理事
北海道で二番目に長い天塩川の源流に位置する、山奥の狭い盆地で生まれる。
大学で社会福祉学を学び、卒業後に3年間地方新聞記者を経て、1985年、フィリピン国立大学修士課程でソーシャルワークを学ぶ。いくつかの日本の報道機関マニラ支局で支局長アシスタントを経て、NHKの番組制作コーディネーターや通訳の仕事をしながらフィリピンでの生活は40年目。留学生時代のクラスメートたちが活動するNGOのネットワークを生かして、日本からの大学生や社会人ボランティアのサポートも続けている。

綱島 延明 理事
いい尽くせない経験をした人たちの 物語に耳を傾ける
1990年11月27日 —— それは、18歳だった私が、祖先の故郷という未知の地へ足を踏み入れた日である。その地とは、東瀛(とうえい)と呼ばれる日本だった。
私の祖父母たちはこの地から旅立ち、かつて情熱に満ちあふれ、「王道楽土」を求めて激動の時代を生きた。やがて彼らは、多くの人々と同じように、九死に一生を得るような苦難を幾度となく乗り越え、よろめきながら故郷へと帰還した。そして晩年になって、失われていた親族 —— 私のような子孫をも含め —— と再び巡り会うことができた。
だが不幸なことに、多くの人々は、生涯を終えるまで、離れ離れになった家族と再会する機会を持つことすらできなかった……。
ボランティア通訳として、私は、かつて「見捨てられた」人々が、昼も夜も帰還を願い続けた祖国との間で、自らの尊厳を守るために繰り広げた司法闘争の全過程を見届けた。
その中で私は、人の存在とは、時にあまりにも小さく、まるで無きもののように扱われてしまうものだと感じる一方で、時にまた、これほどまでに偉大なものなのかとも感じた。
なぜなら、彼らは言葉では言い尽くせない経験を通して、「人生とは何か」という問いを私たちに刻みつけてくれたからである。
彼らの物語は、すべての人が耳を傾けるに値する。
中国残留婦人である祖母をもつ3世。高校生の時に祖母の故郷である長野に帰国。大学卒業後、商社などに勤務しながら、中国残留孤児を支援するボランティア活動を始める。
全国で中国残留孤児がおこした裁判では、孤児と弁護士の間をつなぐ通訳、法廷での通訳を無償で担い、活動を支えた。現在は通訳・翻訳会社を起こし代表を務める。

「出来事の証言」ではなく「生涯の記録」を残せたら
これまで多くの被害者や遺族の方が時間をくださり、お話を聞かせてくださった。そこには、何度も心が震える瞬間があり、たくさんのものを与えていただいた。
しかし、そのわずか一部しか伝えられないこと。そして、なにより、尊敬する人の声を、「出来事」の「証言」としてだけ残すことへの違和感と申し訳なさがあった。
お会いして与えてもらったのは、「出来事」のずっと後に続く、もっと豊かなもの、その人が生きながら深めてきた考えや思いなのに・・という気持ちを持ち続けてきた。
どのようにして人や社会は残酷になるのか。そして、どれだけ過酷な状況下でも、そうあってはならないと生きる人間にもなり得るのか。そんなことを教えてくれる人たちの「生涯」を少しでも記録し残していけたらと思っている。
記録活動については、何年も何十年も続けてきた団体や先輩たちがいる。先輩たちの背中から学びながら、応援してくださる方たちの力を得ながら、記録を始めていきたい。
近江 真子 代表理事
放送現場で30年間、取材・番組づくりに携わる。旧ユーゴスラビア紛争の取材をきっかけに戦争関連の番組を制作。災害、大規模事故、教育現場での事故などの取材を通して、被害者や遺族の方たちから多くを教えてもらう。
応援のお願い
私たちは2026年春に誕生したばかりの小さな団体です。
研究やメディアの現場で「インタビュー」に携わってきた有志が
聞かせていただいた大切なお話を これまでのような短い字数や秒数ではなく
もっと長く、もっと大切に、後世に残したいと考え立ち上げました。
記録活動は、さまざまな専門性や思いを持つ有志がボランティアで担っています。
インタビューに応じてくださる方も無償で協力してくださっています。
小さな力ですが、これから、インタビューを記録していきます。
そして、インタビューの全映像を保存していきます。
最初はゆっくりな歩みかもしれませんが、
多くの人に参加していただけるプロジェクトに育てていきたいと思っています。
記録活動に参加してくださる方、
ご自分や家族のインタビューを残したい方も歓迎しています。
大切な人の声と記憶を残すために。応援いただければうれしいです。

寄付のお願い
寄付によって、より多くの方の声を残すことができます。
いただいた寄付は、機材・旅費、公開・保存などのためにかかる実費に大切に使わせていただきます。
寄付くださったみなさまには、
・年に4回活動報告をお送りします。
・インタビュー映像の全記録、トランスクリプト(おこしテキスト)をご覧いただけます。
・掲載をご了承くださった方は、お名前を当サイトに掲載させていただきます。
<<オンラインで寄付をする
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振込先
・銀行名 :三井住友銀行
・支店名 :トランクNORTH支店
・店番 :403
・科目 :普通
・口座番号:0680989
・口座名 :ニツポンインタビユーキロクアーカイブ
*寄付を銀行振込でお振り込みいただいた方は、
お手数おかけしますが、お名前、ご住所、メールアドレスなどを
下記のお問い合わせフォームまたはメールまでお知らせください。
メール:contact(@)interview-archive.org
( )を外してご記入ください。
応援会員 入会のお願い
記録活動は有志がボランティアで担っています。
いただいた会費は、機材・旅費、公開・保存などのためにかかる実費に大切に使わせていただきます。
応援会員のみなさまには、
・年に4回活動報告をお送りします。
・インタビュー映像の全記録、トランスクリプト(おこしテキスト)をご覧いただけます。
年会費は2000円です
(初年度のみ1年半:2026年7月〜27年12月)
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振込先
・銀行名 :三井住友銀行
・支店名 :トランクNORTH支店
・店番 :403
・科目 :普通
・口座番号:0680989
・口座名 :ニツポンインタビユーキロクアーカイブ
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お手数おかけしますが、お名前とメールアドレスを
下記のお問い合わせフォームまたはメールまでお知らせください。
メール:contact(@)interview-archive.org
( )を外してご記入ください
